広告費の考え方
行政書士の業界は、集客にお金をかけることへの抵抗が強い業界だと言われます。けれども、お金をかけずに集客できる時代は、とうに終わっています。広告費は、売上にいちばん直接つながる「活きた経費」です。
Key pointsこの記事の要点
- お金をかけずに集客できる時代は終わった。広告費と勉強の費用は活きた経費
- 広告は止めた日から入口が閉じる。固定のお客様が少ないうちほど止めない
- 1件のご依頼の価値から、かけてよい費用の上限を決め、数字で調整する
- 少額から始め、回収できる範囲で増やしていく
ケチらないと決めた2つの経費
開業したばかりのころから、自分を磨くための本や情報の費用と、広告費だけはケチらないと決めていました。結果的に、この2つが事務所を伸ばしてくれたと思っています。
運営者 渡邉広告費は、出した分がそのまま売上に返ってくるとは限りません。けれども、数字を見ながら続けていけば、どこにいくらかければ、どれだけ返ってくるかがわかるようになります。そうなれば、広告費は「出ていくお金」ではなく、「売上を生む投資」になります。
広告を止めてはいけない理由
- 止めた日から、お問い合わせが減る:広告からの入口は、止めればすぐに閉じます。そのあいだに探している人は、ほかの事務所に依頼します。
- 再開しても、すぐには元に戻らない:止めているあいだに集まるはずだったデータも失われます。
- 固定のお客様がいないうちほど大切:経営が苦しいとき、まだ続くお客様が少ないときこそ、新しいお客様の入口を止めてはいけません。
広告にちょっと挑戦して、すぐやめてしまう方は多いものです。続けて、数字を見て、直す。この繰り返しが、広告を投資に変えます。
1件あたりにかけてよい費用を決める
- 1件のご依頼から得られる売上を出す単発の業務なら報酬、続く業務なら何年かのお付き合いの合計で考えます(例:経審と関与先で、経営を安定させる)。
- そのうち、広告にかけてよい割合を決める利益が残る範囲で、1件の獲得にかけてよい上限を決めます。
- 実際の数字と比べる広告費÷ご依頼の件数で、1件あたりの獲得費用を出し、上限と比べて、言葉や予算を調整します。
運営者の事務所の実例
事務所の広告費が、月200万円をこえた月がありました。大きな金額ですが、利益率の高いご依頼も多く、人件費などをすべて支払ったうえで、手元の現預金は800万円ほど増えました。広告は正直です。数字を見ながら続ければ、ちゃんと返ってきます。
運営者 渡邉最初から大きな金額をかける必要はありません。記事による集客が育つまでのあいだ、少額でも広告を止めずに続け、数字が見えてきたら、回収できる範囲で少しずつ増やしていきます。
※制度や手数料などは変わることがあります。手続きの最新の内容は、各機関の公式の情報でご確認ください。


