時間の使い方と働き方
行政書士の仕事は、時間を売る仕事です。お客様は、自分の時間と手間を省くために、行政書士に依頼します。だからこそ、行政書士自身の時間の使い方が、事務所の成果と、自分の暮らしを左右します。
Key pointsこの記事の要点
- 自分の時間の単価より安く買える時間は、積極的に買う
- 文面のひな形・手順書・一覧での管理・道具で、作業を仕組みにする
- 業務をしぼり、やらない業務を決めると、時間が生まれる
- 売上だけでなく、使えるお金と使える時間を大きくする
時間をお金で買う
時間には限りがあります。集客にお金をかけるのと同じように、時間をお金で買うことも大切な投資です。
- 自分でなくてもできる作業は、外注や人に任せる
- 移動や待ち時間を減らすために、電子申請や郵送、オンラインの面談を使う
- 迷う時間を減らすために、良い本や道具にお金をかける
自分の1時間の価値(報酬額の決め方で出した単価)より安く買える時間は、積極的に買いましょう。
作業を仕組みにする
- よく使う文面をひな形にするお問い合わせへの返信、必要書類の案内、完了の報告など。一から書くことをやめます。
- 業務の手順を書き出す誰がやっても同じ手順で進められるように、業務ごとの流れを文書にします。
- 期限と進み具合を一覧で見る案件ごとの締切と状況を一か所で管理し、確認の手間を減らします。
- 道具を使いこなすクラウドの会計・ファイルの共有・電子署名・電子申請・AI の文章の道具などを使い、作業の時間を減らします(依頼人の情報の扱いには十分注意します)。
毎日たくさんのメールを書きますが、一からメールを作ることは、もうほとんどありません。1通の返信も使い捨てにせず、ひな形として事務所の財産にしてきました。作業の効率を上げることは、そのまま利益を生むことです。
運営者 渡邉業務をしぼると、時間が生まれる
扱う業務を増やしすぎると、業務ごとに調べ直す時間がかかり、効率が下がります。得意な業務にしぼると、手順と書式がそろい、1件にかかる時間が短くなります。やらない業務を決めることも、時間を生む大切な判断です(開業時の業務の選び方)。
売上より、使えるお金と使える時間
売上を大きくすることだけが、成功ではありません。運営者の渡邉は、事務所の規模を小さくしたことで、使えるお金と使える時間の両方が大きくなったと感じています。どれだけ稼ぐかと同じくらい、どれだけ自分の時間を持てるかを大切に、働き方を設計しましょう。
※制度や手数料などは変わることがあります。手続きの最新の内容は、各機関の公式の情報でご確認ください。


