06事務所経営

事務所経営を安定させる

渡邉 徳人津田 拓也齋藤 史洋執筆現役の行政書士3人最終更新日読む時間約3分

「仕事がない」という相談と同じくらい多いのが、「今月はいいけれど、売上が安定しない。来月が不安」という相談です。行政書士の業務は単発が多いから、だけではありません。安定しない本当の理由は、続けて仕事が来る仕組みを作っていないことにあります。

Key pointsこの記事の要点

  • 売上が安定しない本当の理由は、続けて仕事が来る仕組みがないこと
  • 理念があると、業務・依頼・お金と時間の使い方に迷いがなくなる
  • 実務力と集客力の両方を磨く
  • サイト+見込みのお客様の名簿、既存のお客様、続く業務で、仕組みを作る

経営を安定させるためにこそ、理念が大切

開業したばかりのころは、とにかく稼ぎたい、早く安定させたい、という気持ちでいっぱいになります。けれども、運営者の齋藤は、安定させるためにこそ、事務所の理念が大切だと考えています。

なぜ行政書士になったのか、どんなお客様の、どんな役に立ちたいのか。理念がはっきりしていると、扱う業務、受ける依頼と断る依頼、お金と時間の使い方に迷いがなくなります。目先の売上に振り回されず、同じ方向に積み上げていけるので、結果として経営が安定します。

必要な2つの力

力内容
実務力看板を掲げた以上、新人もベテランもありません。実務書や条文を読み込み、行政書士会の勉強会にも出て、基礎を身につけたうえで、仕事をしながら磨きます
集客力行政書士の仕事は、仕上がる書類が同じことが多く、サービスだけで大きな差をつけるのは難しいものです。どれだけ良いサービスも、知られなければ選ばれません。サイトを作り、広告を出し、それをいくつ作れるかが勝負になります

続けて仕事が来る仕組み

運営者の渡邉の事務所では、次の2つを組み合わせて、仕事が途切れない仕組みを作ってきました。

  1. 自分の広告の場(ホームページ)業務ごとのサイトで、毎月、見込みのお客様に訪れてもらいます。
  2. 見込みのお客様の名簿サイトを訪れた人に、メールマガジンや資料の請求などで登録していただき、つながりを保ちます。

毎月アクセスのあるサイトと、見込みのお客様の名簿があれば、仕事に困ることはありません。名簿は、起業を考えている人、法人の設立を考えている人など、業務ごとに分けておくと、必要な情報を必要な人に届けられます。

あわせて、一度ご依頼いただいたお客様との継続したお付き合い(既存のお客様と顧客名簿を大切に)や、毎年続く業務(経審と関与先)を増やしていくと、売上の土台がより固くなります。

※制度や手数料などは変わることがあります。手続きの最新の内容は、各機関の公式の情報でご確認ください。

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