人脈と交流会
「人脈もコネもないので、開業が不安です」。開業前の方からよくいただく相談です。けれども、人脈は、交流会で名刺を交換して作るものではないと、運営者は考えています。
Key pointsこの記事の要点
- 実績のないうちに、交流会で人脈を作るのは難しい
- 先に、専門性・集客の力・人柄という武器を持つ
- 交流会に出るなら、目的を決め、提供できることを伝え、関係を育てる
- 本当の人脈は、仕事を通じて生まれる
実績のないうちに人脈を作るのは難しい
考えてみると、開業もしていない、または開業したばかりで実績のない人と、仕事の上でつながりたいと思う人は多くありません。相手にとって、付き合うメリットがまだないからです。
やみくもに交流会や懇親会、セミナーに出て名刺を配っても、その場限りで終わってしまうことがほとんどです。時間とお金を使うなら、まずは自分の力をつけることに使いましょう。
先に「武器」を持つ
人脈を作るために大切なのは、一人のビジネスパーソンとして、魅力のある力を持つことです。
- 得意な分野:「この業務なら、この人に任せれば安心」と言われる専門性
- 集客の力:自分でご依頼を受けられる力。仕事を紹介できる人は、どこでも歓迎されます
- 人柄と対応:約束を守る、連絡が早い、ミスを人のせいにしない
武器を持っていれば、人は自然と集まってきます。紹介し合える相手、相談できる相手が、仕事を通じて増えていきます。
交流会に出るなら
- 目的を決めて出る:どんな業種の人と、何のためにつながりたいのかを決めておく
- 自分が提供できることを伝える:「仕事をください」ではなく、「こういうことでお役に立てます」と伝える
- その後につなげる:名刺を交換したら、お礼の連絡をし、役立つ情報を送るなど、関係を育てる
- 出すぎない:交流会に出ることが目的になると、実務と集客の時間がなくなる
本当の人脈は、仕事からできる
開業して10年近くたって周りを見ると、信頼できる人ばかりに囲まれていると感じます。誠実で、ミスを人のせいにせず、仕事もできる人たちです。交流会で集めた名刺ではなく、仕事を通じて出会い、お互いに助け合ってきた人たちです。こうしたつながりこそが、本当の人脈だと思います。
運営者 渡邉※制度や手数料などは変わることがあります。手続きの最新の内容は、各機関の公式の情報でご確認ください。


