「選ばれる」ための考え方
お客様は、自分にとって得になると感じるから、お金を払って行政書士に依頼します。選ばれるためには、まずお客様がどんな価値を求めて、どんな順番で依頼先を決めるのかを知ることが出発点です。
Key pointsこの記事の要点
- 行政書士の価値は、時間と手間の節約・確実さと安心・専門の提案の3つ
- 知ってもらわなければ、比べてもらうこともできない。目に触れる量を続ける
- 依頼を決めるまでの段階ごとに、必要な記事と入口を用意する
- 内容と料金の違うプランで、お客様に選んでいただく
行政書士が提供できる3つの価値
- 時間と手間が省ける調べものや書類の収集、役所とのやりとりを任せられ、本業に集中できます。
- 確実に、安心して進められる要件の見落としや書類の不備で、許可が遅れたり取れなかったりする心配が減ります。
- 専門の知識で、よりよい形にできるどの手続きを、どの順番で、どの形で進めるのが得かを、提案できます。
ホームページや面談で、この3つのうち、お客様がいちばん求めているものを伝えることが、選ばれる近道です。
いざというときに、思い出してもらう
お客様に選ばれるための大前提は、知ってもらうことです。知られていなければ、比べてもらうことすらできません。
ピザの宅配のチラシが、何度もポストに入ってきます。だから、ピザが食べたくなったとき、私たちは何社かのチラシを引っぱり出して比べます。比べる競争が始まるのは、そのときです。チラシをまいていない店は、そもそも競争に参加できません。行政書士も同じで、相続の手続きが必要になったとき、遺言を書こうと思ったとき、「そういえば、あの事務所の案内があったな」と思い出していただけるかどうかが勝負です。
運営者 渡邉ネットでも、地域の媒体でも、見込みのお客様の目に触れる量を、続けて増やしておくことが大切です。
依頼を決めるまでの行動を、細かく分けて考える
たとえば、会社を作ろうと考えた人が、行政書士に依頼するまでには、次のような段階があります。
| 段階 | お客様の気持ち・行動 | 事務所が用意するもの |
|---|---|---|
| 気づく | 「会社にしたほうがいいのかな」 | 個人事業と会社の違いの記事 |
| 調べる | 「手続きは何が必要?自分でできる?」 | 流れ・必要書類・費用の記事 |
| 比べる | 「頼むならどこがいい?いくら?」 | 料金表・実績・お客様の声 |
| 迷う | 「本当に任せて大丈夫かな」 | 代表の顔写真・経歴・よくある質問 |
| 決める | 「まずは相談してみよう」 | 押しやすい電話とフォーム、早い返信 |
自分がものを買うときの行動を思い出すと、お客様の気持ちが想像しやすくなります。どの段階で離れているのかを考え、そこを補う記事や入口を用意しましょう。
お客様に選択肢を用意する
お客様には、とにかく安さを求める方もいれば、全部任せたい、ある程度の金額は払うという方もいます。「書類の作成だけ」「申請まで任せる」「申請後の届出まで管理する」のように、内容と料金の違うプランを用意すると、お客様が自分に合うものを選べ、結果として依頼につながりやすくなります。
※制度や手数料などは変わることがあります。手続きの最新の内容は、各機関の公式の情報でご確認ください。


