専門特化して選ばれる行政書士になる方法(その1):コラム第90回。

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コラム第90回:専門特化して選ばれる行政書士になる方法(その1)

さて、当サイトのコラムも90回目を迎えました。

今回は行政書士の齋藤先生に登場してもらい「専門特化して選ばれる行政書士になる方法」というテーマでお送りします。

銀座に事務所を構えている齋藤先生は、開業7年目。公益法人制度実務の専門家。日本でも指折りです。全国、引く手数多で活躍されています。

ブログ→知って得した起業・独立で法人をつくる話

ホームページ→一般財団法人設立支援.com

今回のテーマは、長分になりますので、4回に分けてお送りしたいと思います。

今回は「専門特化して選ばれる行政書士になる方法」(その1)です。

では、さっそく参りましょう。


新人は専門分野を絞るべきか?広く浅く業務をやるべきか?

開業したばかりの新人さんや開業予定の方から、このテーマで相談されることも多いです。

これまでも色んなところで議論されてきたテーマではありますね。

当たり障りの無い一般論を言えば、

「結局、これには色んな考え方があるので、人それぞれ、事務所の経営戦略によります。」

こういうことになると思います。

しかし、こういう一般論のアドバイスは何の役にも立ちませんよね。

そこで私個人としての考えをお伝えすると、開業当初は専門を絞るべきだと考えます。

私自身は、どこかの事務所で修業するとか、補助者のアルバイトをする等の経験が一切無しで、27歳の時に東京の銀座でいきなり独立しました。

実務経験ゼロで開業しましたが、おかげ様で開業7年目になります^^

私が開業当初から考えていたのは、

「何らかの分野に専門特化して、選ばれる行政書士になる方向を目指そう!」

ということです。

1.なぜ専門を絞るべきなのか?

専門特化すべき理由は主に2つあります。

(1)手持ちの資源は有限だから

どのような事業体であっても、自社の資源は有限です。

その限られた資源(時間・労働力・お金・経験・アイデア等)を使って市場競争中で打ち勝つ必要があります。

新人であればあるほど、手持ちの資源は少ないはずです。

経営の素人でも分かることですが、少ない資源を複数の分野に分散させていたら競争に勝てるわけがないんですね。

行政書士開業の準備をしている頃から、私はそういう発想でした。

新人(新規参入者)が競争に勝つには資源を特定分野に集中させる必要があるのです。

これは行政書士に限らず、あらゆる事業を立ち上げる場合に通じる考え方だと思います。

特定分野に広告費や労働力を集中的に投下することで、競争に勝つことができて、経営が成り立つわけです。

ただし、私が実践してきた一番のお勧めは、「新人は戦わずして勝つ」です^^

実務経験ゼロの新人でもベテランと戦わずして、資源を浪費することなく成功できる方法があります。

参考→コラム第30回:新人がベテランを追い抜く方法。

(2)実務家としての価値を上げるため。

新人が安売りに陥ってしまう1番の理由は、実務能力の低さです。

実務経験がないから、しっかりとした報酬を提示する勇気も持てずに、価格競争に陥るだけになってしまいがちです。

会社設立にせよ、許認可にせよ、激安でやっている新人さんいますよね。

あれを見ていると、正直、哀れですよね。

最近、ベテランのおじいちゃん先生とちょっとお話する機会があったんですが、

「最近の新人はダンピング競争に走ってケシカラン!」みたいな説教をなぜか「私に」されました^^;

私の事務所の運営方針はダンピングとは対極なので私が怒られる筋合いは全く無いのですが、その場にいたメンツで一番若いのが私だったので完全にとばっちり、怒られ損です(笑)

私自身は、最近のダンピング競争を見ると、怒りよりも悲しみを覚えます。

「会社設立1万円!」とかやっている新人さんを見ると泣けてきます。

会社設立を13万円でやっている私にはとても耐えられないです。

激安で仕事をしている新人さんだって、書類作成の薄利多売をやるためにわざわざ行政書士試験に合格したわけじゃないんだろうになーと思うと、凄く切ないですよね。

適正な報酬で業務を受注するためには、通常、専門家としての自信と自信を裏付ける実務経験・能力の高さが必要だと思います。

そして、実務家としての能力を上げるためには、特定分野の業務を繰り返し受注する必要があります。

色んな業務を最初から手広くやってしまうと、一つの手続きをやったら、また別な手続きをやって、忘れたころに昔やった別な手続きをやって…という感じになってしまいます。

「広く浅く」やっている新人さんから相談を受けると、だいたいこんなの感じの繰り返しです。

「広く浅く」では高い専門能力は身に付きにくいと思います。

いつまでたっても安い報酬で仕事を受けざるを得ず、悲しい思いをします。

そういう状況を早く脱するためにも、開業当初から狙った特定分野の業務を繰り返し受注する必要があります。

ただし、そのためには「仕組み」が必要です。

専門特化とは、「専門特化するぞ!」と心の中で叫ぶことではありません。

特定専門分野の業務を継続的に受注できる「仕組み」を作ることを意味します。

ちなみに、上記で述べたことは「王道・正攻法」ですが、実務経験ゼロの新人でも開業当初から自信を持って業務を遂行できる「裏技」もあります。

行政書士実務書式フルセット

私が開業した6年前の当時は株式会社設立キットしかありませんでしたが、今は、メジャーな業務の多くが実務経験ゼロで遂行できますね。

こういう実務書式集を使えば、実務に不安もなく開業当初からロケットスタートが切れるわけだから、そういう意味では、今の新人さんは恵まれてますね^^

これだけの書式がそろっていれば、無駄な加除式を購入したり研修会なんかに参加しなくても、実務に苦労せずして開業初年度がら売上600万~700万は十分可能でしょう。

なにせ、登記の試験に合格している司法書士さんも購入している実務書式集ですから。

私も開業当初にこれだけの実務書式集が欲しかったですね。

この書式集が6年前にあれば、私も楽ができたんですけど(笑)

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