雇用行政書士が独立するのはいいこと?悪いこと?

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コラム第181回:雇用行政書士が独立するのはいいこと?悪いこと?

一般的には、雇用主側のイメージとしてはあまり良いものではないと捉えられていると感じます。

要は独立して欲しくない、と。

それはなぜかと言うと、

  • 顧客を持って行かれる(売上が減る)
  • 人材不足で手が回らなくなる

この2点が大きいのではないでしょうか。

この部分を戦略的に解決する私が実践している方法を書きます。

私としては、

「顧客は渡して、仕事量を減らす」

でいいんじゃない?と思うわけです。

駄々こねたって顧客持っていく人は持っていくわけですし、特に担当制で顧客が会社ではなく担当属人的な場合は、顧客側から切られることもあり得ます。

だったら最初から気持ち良く、もめることなくリリースしたほうが平和で友好的じゃないでしょうか。

とは言え、顧客は会社の資産です

言うまでもなく、顧客は会社の資産です。したがって、顧客を持ち出すことは会社に対する背信的行為であり、倫理的にも本来は許されるものではありません。

ですから、予め対価としての条件を決めておいてはどうかと思うんですね。

例えば私の事務所は建設業特化で顧問先が190社ほどありますが、行政書士として独立したいなら、在職時に担当した顧客を年商500万円分くらい譲ろうかなと。(もちろん顧客側が了承すれば、、、の話ですが)

この年商500万円は毎年必ず発生する売上ですので、独立した時点で顧客に解約されない限り永遠に続く年固定売上です。

で、その顧客が顧問継続する限り、20%を私に毎年上納して頂く、ということです。

これを料率横暴と取るか、良心的と取るかは疑義の残るところでしょうが、私個人的な意見からすると良心的だと思っていますし、このくらい上納してもらえるなら喜んで顧客を譲ってあげられます。

私としても毎年100万、何もしなくても入ってくる収入ゲットです。

独立の際に揉めることもないですし、独立後にも仕事を回してあげられると思います。

事務所のマンパワーが減るわけですから、500万円分の仕事が減ることはこっちも助かる部分はありますし、減った分の売上はまた新しいスタッフを入れて、徐々に増やせば良いわけですよね。

独立したいスタッフの方も、独立開業時点で固定で年間500万円の売上(実質400万円の取り分)が確保できていれば、生活が破綻することはまずないでしょう。

熊本は生活費安いですから、家族がいても食っていけます。

独立時の生活不安は排除出来ますし、もっと収入を増やしたいならば、そこからは独立起業家として自身の甲斐性で売上あげていけばいいだけです。

私本体の事務所は売上6000万円程度~1億円を彷徨いながら、タコの足のように独立したいスタッフが出れば、500万リリース→また売上を徐々に戻す→500万リリース→また売上を徐々に戻す→500万リリースとこれを何度か繰り返していけば、私の不労収入も増えていきます。

結局のところ、自前売上高にだけこだわる必要なんてないんですよ。いたずらに売上増やしても消費税と経営リスクが高くなるだけです。

ま、そもそも、他人(の人生)を縛ることは何人もできません。独立しないことを前提に事務所経営していること自体がナンセンスです。

仮に縛れるとしたらそれは所長の人間的魅力でだけでしょう。

「この人の下で働きたい」

「この人に忠誠を尽くしたい」

と思われるような関係性であれば逆に多少条件が悪くても人は辞めません。

逆にどんなに条件が良くても「こんな会社に魅力なし」と思われれば人は去っていきます。

また、独立開業が夢であれば、素晴らしい会社であっても辞める日は必ず来ますよね。

ちなみに、ウチは離職率が非常に低いのですが、それは単に人員がそこまで多くないことと、条件で縛りつけているだけです(笑)

私の人間的魅力のおかげでスタッフが辞めないんだ、とは冗談でも言えません(笑)

補助者に年収1,000万の好待遇でなんとか縛りつけておりますwww

何の義理もない他の事務所に売上をくれてやる理由はありませんが、自分の元で数年頑張ってくれたスタッフにはお礼と応援の意味を込めて、できる限りのことはしてあげたいですよね。

行政書士に限らず社労士や税理士にしても、美容師さんなんかも多いのですが独立騒動ってちょくちょく聞きますよね。

予めこうしたルールを決めておいて、具体的には事前に当事者間で話をしっかりしておけばそんなにもめるようなことではないと思うんですがね。

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24歳で開業。現在11年目に突入。開業3ヶ月目で売上100万円突破。2年目に事務所を法人化。月商700万円超。売上倍増の軌跡と、「金ナシ、コネナシ、実務経験ナシ」の弱者でも成功できる行政書士開業ノウハウを、余すことなく無料で公開中。メールマガジン購読者限定の特典もあります。

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