資格に頼るのはもうやめよう。:コラム第25回。

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コラム第25回:資格に頼るのはもうやめよう。

弁護士や医者は別として、名前だけで食べていける資格はもはや無いといっても過言ではありません。

法律系資格業で言うと、今後ますます厳しい情況になっていくでしょう。

規制緩和の流れは止められませんし、行政書士が「業務独占」ではなく「名称独占」になってしまうことだって十分にあり得ます。

そうなれば民間・外資系企業がばんばん参入してくるでしょう。

資本力もあってマーケティングにも長けている業者がなだれ込んでくる可能性は否定できません。

こうなるともう、資格がどうとか言ってられなくなりますよね。業際も何もあったものじゃない。もちろん、法令順守をしながら、必死のぱっちでやっていくしかありません。笑

「資格があったら食べていける」というスタンスでなく、「資格をどう活かして食べていくか」を考えていかねばなりませんね。

行政書士で開業するなら、行政書士としてのスキルを上げるのはもちろんのこと、「ビジネスマン・経営者」としてのスキルを高めるしかありません。


資格云々ではありませんが、別に試験に合格しなくてもよいので、勉強しておいた方がいいのが「簿記」です。

世の中の会社がどのように運営されているかが分かりますし、ビジネスシーンでも数字・会計を考えるときに大いに役立ちます。

簿記3級程度で十分です。開業をお考えの方はぜひ、簿記は勉強してみてくださいね^^


厳しい世の中には変わりはありませんが、ビジネスに必要なスキルをまじめに、地道に、コツコツと身に付けていくこと。

その小さな積み重ねが、いずれは同業他社との大きな差になります。大きな成功よりも小さな成功を積み重ねる。

行政書士で言えば、許認可業務でも他よりも「少し」ホウ・レン・ソウが早いとか、他よりも「少し」違ったノウハウを持ってるとか、他よりも「少し」サービスがいいとか。

そんな程度で良いのです。

小さなことの積み重ねが、大きな差となり、大きな成功にも繋がっていくのではないでしょうか。

「行政書士にこの業務を依頼しよう!」ではなく、「○○事務所にこの業務を依頼しよう!」「○○さんにこの業務を依頼しよう!」と言ってもらえる様に、「少し」の違いをコツコツと積み重ねていきましょう。

逆説的ですが、そういう行政書士が増えれば行政書士としての資格自体の評価も上がっていくのかもしれませんね。

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