即戦力は外部に求める

TOPページ > 即戦力は外部に求める

コラム第160回:即戦力は外部に求める。

「内部に即戦力を求めるな!育てろ。」と、前の記事(組織化への第一歩、マンパワーの確保)で書きましたが、今回は「即戦力は外部に求める」です。

何も内部組織の構築だけが組織化と言うわけでもないと思います。

もっと広く考えれば、外部とチームを組む事で内部組織とはまた違った形態の組織を作り仕事を複数でこなしていく事が出来ます。

例えば僕で言えば、銀座の斎藤先生と神戸のモヨリック(津田先生・金澤先生)とはかなり強固なチームとして仕事しているものが多々あります。

それぞれは独立した事務所ですし、それぞれの看板で普段は仕事しているわけですが我々4人でひとつの組織のような感覚です。

今の時代はコミュニケーションツールも多々ありますから仕事を遠隔でやるにあたっても何も不都合はありません。

(むしろ、お互いの得意分野や地域が同一でないことで、カバードメインが拡大するメリットの方が大きいです。)

例えば、熊本のお客様でNPO法人設立の依頼があった際に、手が空かなかったウチが商談で成約だけし、書類を神戸の津田先生が全て作り、申請(出来上がった書類の提出)だけまたウチがやる、、、と言うこともありました。

東京のお客さんをWEBで集客した神戸のモヨリックが、東京の齋藤先生に仕事を振ったり、僕が歩いて3分の公証役場に複委任で定款認証だけ行くなんてことはしょっちゅうです。

そして報酬はそれぞれで分け合うわけです。

関係性の問題でもありますが、土日であれ、深夜であれコミュニケーション取れたり、それに応じて素早く行動出来たりするのは、労働基準法が適用される内部スタッフよりも、時には遥かに柔軟で迅速な組織的な動きが可能となります。

また、書式ひな形なんかも我々では共有しているので、事務作業効率も格段に上がります。

お互いがそれぞれに研鑽と自己の責任で仕事している人間ばかりですから、当然即戦力です。教育の必要も、細かい指示も必要ありません。

内部は内部でスタッフを地道に育てつつ、外部チームは別で組織していると商圏や仕事の幅が広がります。

バランス良く組織化を進めていくと良いのではないでしょうかね。

私自身は他にも外部の行政書士事務所を抱えており、自社でやるメリットのない仕事(しかし、他の事務所にとってはメリットのある仕事)は、外部チームに振ります。

その上で、成約金額の3割を後から請求すれば、相手も嬉しい(どうせ営業経費で3割くらいはかかりますので)ですし、こっちも労力全く使わず3割不労収入が入って嬉しいです。

自社スタッフ使っても当然人件費やそれに伴う経費はかかるわけで、売上100%利益なわけでもないので、3割もらえれば、業務を断って完全0になってしまう機会損失を防げます。

契約自体はお客さんと外注先事務所で契約してもらうので、万一のことがあってもウチに責任は来ませんし、仕事を振っていると逆にこちらにも振ってもらえるようになります。

(もちろん同様にこちらが振ってもらった時には3割程度紹介料を支払います。) 税金的にも内部スタッフ人件費は仕入課税に算入出来ませんが、外注費は算入出来ますので、消費増税の昨今においては外部組織の構築も非常に大きな意味があります。

結局はマンパワーがものを言う業種ですので、こう言った形を構築して行ってみられてはいかがでしょうか。

サイトのコンテンツが良くパクられるんですよね~

で、「まあ、パクられるってことは、我々の文章が素晴らしい事の証明じゃないか」と、多少寛容な態度を以前は取っていたのですが、検索エンジンの評価がね・・・・

やはりコンテンツが重複していると順位下がりますし、下手したらどっちがオリジナルでどっちがパクったわからなくなるので、最近はしっかりパクリを発見したら言うようにしているんです。

その時の反応が様々で面白いのですが・・・・

  • すぐに削除して逃亡
  • ひたすら平謝りと言い訳をして必死に許しを請う
  • 廃業

特に廃業て。

別に「コンテンツぱくりやがって。廃業しろ!」

なんて僕は一言も言っていないですよ(笑)

非常に低姿勢で、

「大変お忙しい中恐縮ですが、お互いにとってマイナス面が大きいので、お手すきの時に削除をお願い出来れば・・・候」

ってな具合で丁寧にお願いしております。

(腹の中では、なんでこの俺様が盗人なんぞにここまで丁寧にお願いしねーといけねーんだと思っていますが)

でもまあ、パクった側はパクったことは自分自身が一番良くわかっているので、すぐに削除はしてくれるんですよね。言えば。

まあ、こういう部分からも行政書士のレベルの低さを日々痛感するわけです。

コンテンツパクリにはどうも意識が薄いようですが、やってることは万引き犯みたいなもんですよね。

参考にしつつ、リライトすれば良いだけなのに、とことん楽を追求する。

そんな奴が稼げるわけないですよね。

【2,700人以上が購読。日本最大級の行政書士専門メールマガジン】

24歳で開業。現在11年目に突入。開業3ヶ月目で売上100万円突破。2年目に事務所を法人化。月商700万円超。売上倍増の軌跡と、「金ナシ、コネナシ、実務経験ナシ」の弱者でも成功できる行政書士開業ノウハウを、余すことなく無料で公開中。メールマガジン購読者限定の特典もあります。→ご登録はこちら

◇次のページ → コラム第161回:新人がベテランを追い抜く方法【実践編】2015年版

過去のコラム・バックナンバーはこちらから

Copyright(C)2017 行政書士開業.com ~現役行政書士による開業コラム・実務書式集~ All Rights Reserved.