行政書士報酬の未払いを防ぐために。

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コラム第144回:行政書士報酬の未払いを防ぐために。

行政書士報酬の未払い

今回は僕の失敗談です(苦笑)。

今から約10年前、開業1年目頃です。

20代の若造でした。

開業して半年も経っていない頃の話。

着手金も受け取らず、契約書も交わさず、口約束のみで業務に着手しました。

無事、業務も終わり、許可も下りた。

依頼者との関係も悪くなく、業務終了までスムーズ。。

さてさて、ここから。

請求書を出しても、、、あれあれ?

払ってくれる気配がない。。

その他の業務も忙しかったので、月に一回程度、請求書を再発行。半年くらい送り続けました。笑

電話でもたまに督促。FAXでお窺い。

これらを何度か繰り返してものらり、くらり。

結局、その依頼者は当初よりも資金繰りが悪化していて、支払い能力がなくなっちゃったんです。

ひやひやしたもんです。

最終的には回収しましたが、ヘタしたら内容証明を打ったり、支払督促を行う必要があったかもしれません。面倒ですよね。

それでなくてもその他の業務で忙しいし、当時は一人でしたから。

やはり、僕も開業して数ヶ月、世の中を甘く見てました。

とりあえず、着手金ナシで動いてはいけません。

前金をもらいましょう。

ただ、商慣習的に、許可が下りてから、報酬をもらうという業務もやっぱりあります。

実費立て替えはしませんが、許可後に報酬を請求するパターン。

口約束だとやはり心配です。

依頼前に契約書を交わしておけばヒヤヒヤする必要もありません。

→ http://www.kit-manual.com/unei/

こちらの書式集では、各業務全てに、

  • 受任用の説明資料(これがないと仕事をGETできません!)
  • 委任状
  • 契約書

が同梱されています。

契約書は支払い時期についても明確に記載しますし、印鑑を押してもらいますから、その点、安心ですよね。

支払い時期、金額、業務内容等を明確に提示するほうが、逆に、先方にとっても親切だと思います。

僕の場合は、幸い回収もできましたし、報酬の未払いとはなりませんでしたが、他の先生方の話を聞いてると、かなり未払いが発生しちゃってるみたいですね。

特に、新人の先生から「お客さんが未払いなんですが、どうしたらいいでしょうか…」って深刻な相談が多いです。

新人のときほど、1件未払いが発生したときダメージは大きいですから、本当に深刻だと思います。

建設業で15万円の報酬をすっ飛ばされるのを防ぐためにも、設備投資で15万円の当書式を購入しても、決して無駄にはなりません。

実際に、行政書士実務の現場で使用している書式ですから、安心して使っていただければと思います。

もちろん、今後も書式は随時追加していきますし、値上げも実施していきますので、今の値段で買えるうちに、早めの購入しておいてください。

無用なトラブルを防ぐには、1にも2にも、「契約書」です。

何時間も何日も動いて、役所との調整をして、書類収集して、書類を作って、報酬ゼロなんて、絶対に防ぎたいですよね。

相続なんて、何ヶ月も動くことなんてザラですから、更に注意が必要です。

商事よりも民事の方が、報酬トラブルになりやすいという側面もあります。

ぜひ、行政書士事務所運営書式フルセットを利用して、報酬未払いを防いでいただければと思います。

あなたは、10年前の僕と同じ過ちを繰り返してはいけません(笑)。

業務別に個別販売もしていますので、全部は要らないよという方は、個別書式を選択してご購入ください。

中でも、建設業や相続の書式集はたくさんの方に個別購入いただいてます。

※個別購入の場合は特典の資料は付きませんのでご注意ください。

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