ネットやアナログ営業で集客するその前に:コラム第8回。儲かっている事務所は電話応対にも気を遣う

TOPページ > ネットやアナログ営業で集客するその前に:コラム第8回。儲かっている事務所は電話応対にも気を遣う

コラム第8回:ネットやアナログ営業で集客するその前に

ネット集客について言及している行政書士開業サイトやブログは多いので、こちらのコラムでは前回同様、敢えて基本的なところを書いています。

もちろん、今後はネット集客についても書いていきたいと思っています。

「市場調査 → 集客媒体の選択(ホームページ・チラシ、ミニコミ誌などアナログ営業) → 集客 → クロージング → 顧客化」

集客については基本この流れです。

(ちなみにですが上記フローは3ステップマーケティングで、集客の段階を2つに分ける「集客→見込み客フォロー」という手法もあり、見込み客フォローを加えると4ステップマーケティングになります)

行政書士は集客段階までは上手にやっている事務所が多いように思います。

ただ、そこからの接客(メール対応・電話応対や面談応対)に力を入れていないところが多いように思います。これってすごくもったいないですよね。実際に業務連絡などで他事務所に電話することも多いのですが、事務所の電話応対品質が悪い場合が多いです(偉そうなこと言って申し訳ありません。笑)

ホームページ作って、広告費掛けて、晴れて集客ができたとしても、メールでの返信が遅い。電話応対が悪い。これでは本末転倒。。

クロージングができなければ集客の意味がないし、当然売上も立ちません。

具体的な電話応対方法や面談応対方法についてはHOW TO本が出ていますので、是非、勉強されると良いと思います。

当事務所の具体的基本方針や手法をかいつまんでざっと紹介いたします。

<メール応対>

  • 丁寧な対応を心掛ける
  • レスポンス(返信)を早く
  • 質問や相談が来た場合、それに回答するにとどまらず、依頼者が疑問に思っているであろうことも先回りで返答する

<電話応対>

  • 丁寧な対応を心掛ける
    →電話は最初が肝心。稀に他の先生方に電話を掛けると「はい。○○です。」と個人名で電話にでる方がいます。事業所経営をしているのですから、これではまずいです。
    「お電話ありがとうございます。○○行政書士事務所の●●でございます。」と電話に出るだけで他の事務所との違いが出ます。
  • こちら側が話すのは説明にとどめ、相談者の話を徹底的に聞く。
    →何がしたいのか。何を相談したいのか。相談者自身、どのサービスを受けたいのか自分でも分かっていない場合が多いです。
  • 電話でのクロージングには相談者の問題を解決することを念頭に置く
    →自社でサービスを提供できるのであればサービス詳細を丁寧に説明する。自社のサービス外の場合は他士業などへ紹介することで問題解決ができるかを検討する。

ざっとですが、当事務所の相談者応対の基本方針です。

ぜひ、参考にされてみてください。

今回のコラムも当たり前のことを書きすぎかもしれませんが、できてない事務所が多いので、多少は差別化になると思います。

事業経営は細部まで気を配る必要があります。電話応対なんて、、と思っていてはいけません。細部までこだわれる事務所が最終的には勝ち残ります。

当たり前のことを当たり前のようにできる事務所経営を心掛けたいものですね^^

【2,700人以上が購読。日本最大級の行政書士専門メールマガジン】

24歳で開業。現在11年目に突入。開業3ヶ月目で売上100万円突破。2年目に事務所を法人化。月商700万円超。売上倍増の軌跡と、「金ナシ、コネナシ、実務経験ナシ」の弱者でも成功できる行政書士開業ノウハウを、余すことなく無料で公開中。メールマガジン購読者限定の特典もあります。→ご登録はこちら

◇次のページ → 第9回:経験のない業種の報酬額の決め方について

過去のコラム・バックナンバーはこちらから

Copyright(C)2017 行政書士開業.com ~現役行政書士による開業コラム・実務書式集~ All Rights Reserved.