表しか見えない人。裏まで見えている人。:コラム第46回。

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コラム第46回:表しか見えない人。裏まで見えている人。

どなたかのブログか、メーリングリストか忘れましたが、

「新人が安売りして報酬単価が下がっているから迷惑だ!」

みたいな記述を見ました^^;

確かにネット上のダンピング競争はすごいですね。

ネット上見渡すと、もう、安さ爆発です。

気持ちは朝のチラシを見る主婦です(笑)。

でもですね、新人だって必死ですし、そりゃあ、収入0で生きてはいけないですから、先輩方も少しは大目に見て頂きたいと思います。

おっと、論点がずれた。

違った、違った、僕が言いたいのは、そんなことではなくて。

いやね、ふと思うわけですよ。

単に「新人が仕事欲しさに報酬単価下げている」と考えるのは早計かなと。

例えば会社設立に関して言うとですね、

会社設立を安くして、引き合いを取りますよね。

この時の手続き報酬は、まあ、例えば、5万円としましょう。

司法書士への外注費や広告費、その他紙代、郵送代などの雑費引いたらあんまり手残りはありませんね。

一方、15万円くらい報酬を取る専門家でしたら、経費引いてもそれなりに手残りはあることでしょう。

でも、裏側を覗いてみると、実は全く立場逆転だったとしたらどうしますか?

激安行政書士さんは、手続き報酬5万円。毎日がバーゲンセールです。

でも実は、会社設立に必要な印鑑の販売もやっていて、この印鑑販売でもらえる報酬が5,000円。

更に、会社設立後は、税理士が必要になりますから、税理士の紹介も無料でやっています。

税理士紹介して、成約すると、その紹介料が10万円(会社規模や業種にもよりますが、税理士紹介すると、1回でこれくらいもらえます)。

あれれ、報酬単価が逆転してしまったぞ?

報酬5万円の激安行政書士の方が、1回あたりの報酬が大きくなりましたね(15.5万円)。

仮にサービスがまったく同じ品質だとしたら、報酬5万円提示と、報酬15万円提示では、前者の方が集客においてはアドバンテージを持っていると言えるでしょう。

従って、販売件数も前者の方が当然多くなります。

15万円で設立5件

5万円で設立10件

パッと見、前者の方が仕事量が少ないのに、報酬は25万円も多い!という羨ましい状態に見えますが、実は後者の方が80万円も報酬が多い上に、顧客リストも5件多く集まるというのが事実です。仕事量は増えますがね。

これが、僕が言いたい、「表しか見えない人」と「裏まで見えている人」の違いです。

まあ、実際には何の考えも無く、単に仕事欲しさに激安バーゲンやっている人もいるのでしょうけど、そういう方は放っておいてもいずれ気付くからいいじゃないですか。

新人の安売りのせいで報酬単価が下がったじゃないか!

な~んてこと言ってないで、下がった報酬単価をあげる努力をした方がカッコイイ気がします。

実はそういう裏の努力をやっている人に、新人が多いだけ、という全く逆の見方も出来なくはないのではないでしょうか。

もちろん、深い専門性を求められる業務も行政書士業務の中にはたくさんありますし、それらの報酬額が異常な競争で不当に引き下げられ、その結果サービス自体や行政書士の地位が低くなるようなことがあってはならないと僕も思います。

僕も許認可関連の仕事を安くやれと言われてもそれは無理な話ですと断ることも多いので。

ただ、例えば会社設立手続きくらいなら、よほど大きな会社だとか、特殊な形態にしたいとか、現物出資をあれもこれもやりたいとかでもない限り、内容決まっていれば2,3時間で全部終るじゃないですか(数をこなしているのは前提ですが)。

その程度の業務だったら、安くやってあげて、バックエンドで利益上げたり、リストとして将来的な販促につなげるというのもアリだと思うんですよね。

行政書士業務だけで食っていかなければならない、という道理もないと思いますし、印鑑売ったって、税理士紹介したって、それがお客様の為にもなり、自社の為にもなり、他の業者の為にもなるのなら別にいいんじゃないでしょうかね。

行政書士に限ったことではないのですが、表だけでなく裏も見れる人間になりたいものですね。

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